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2008年12月06日(土)更新

こんな商売をやってみたい!富山のくすり売り

今日の一日全員経営研究会で思い出したことは、
7、8年前の夏休みだったでしょうか。
家内が前々から一度行ってみたいといっていた黒部ダムに
行った時のことです。

富山駅に着いたとたん、
「アチチチチ・・」「あつい熱い、これは一体・・」
ものすごい暑さでした。

気温40度はあったと思います。

猛暑っていう言葉がぴったり!です。

ふと富山駅の待合室で目にしたポスターには・・・

「先用後利???」       「先用後利か・・・」

早速カメラでポスターをパチリ



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       先用後利システム

    アメリカにもヨーロッパにも無いよ。

病気というのは、いつかかるか分かりません。
もし具合が悪くなったとき、手元にくすりがあればどんなに心強いでしょう。

そこでくすり屋さんはまず家庭に必要なひとそろいの
くすりを置かせてもらいます。

くすりを使った場合は、次回の訪問のときに代金をいただき、
くすり屋さんは新しいくすりを補充し、
古くなったくすりを引き上げます。

この仕組みは、お客さんが先に使用し、
業者は後で利益を得ることから「先用後利」と呼ばれています。

このような商法を長年にわたって実践してきたのは
世界でもほかに例がありません。

「先用後利」はお互いの信頼と信用なしには成り立ちません。
富山のくすり屋さんは、
自らの利益よりもお客さんの利益を優先しました。

1回きりの取り引きに終わらせることなく、
子孫代々にわたって愛用してもらうよう努力しました。
凶作のときは支払いを延ばすこともありました。

こうした姿勢が地域に受け入れられ、
顧客の固定化と商いの安定化に結びついたのです。

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先用後利システム、アメリカにもヨーロッパにも無いよ。
とうのは後のコピーライターが書いた言葉でしょうが
それにしても私が理想にしている商売です。

http://www.chuokai-toyama.or.jp/seiyaku/

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人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
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