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2006年09月03日(日)更新

わが社のビジネスモデルは「目標実現経営」です (2)

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菊地取締役の机の脇には、原稿が山のように積まれています。

61期目標実現計画書の原稿です。

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この計画書の表紙には、新しい「足アトマーク」ノロゴガ
はじめて登場しました。

菊地さんは休日に出社、計画書の原稿の整理に余念がありません。


「みなさん! 
 原稿は8月30日の締め切り日までにお願いします!」

きちんと社内納期を守っている人もあれば、
なかなか原稿が遅れている部門があります。

そういう私も締切日に間に合わず、(土)(日)に出てきて
大慌てをいます。

エクセルでもつっかえつっかえ、ワードも戸惑って書くことが
多く、若い人の3倍から5倍くらい時間がかかっていると思います。

なんとか日曜の夜遅くにできあがって、菊地さんの机の上に置くことが
できました。

例年のことながら自分の手際の悪さにあきれています。



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「目標実現経営」での私の役割は、社員一人一人の「重点目標設定書」
を確認して、目標設定が的確かどうかをみることです。
個人が書いた、半年間の目標設定した内容をみて、確認を
しなくてはなりません。

ひとり一人をみることはなかなか時間がかかることですが、
大切な仕事です。

こうして、わが社のビジネスモデルである
「目標実現経営」が行なわれています。

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磯部成文@FOOTMARK
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2006年09月01日(金)更新

≪快互社会≫への智恵(4)塵も積もれば山となる

「ゴミ袋は1枚400円するんです」

(たかがゴミ袋ですが400円というお金を出して買うんです。
 お金はどこから出すのでしょうか? ・・・   ?)


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「ゴミ袋に少しだけゴミを入れて、廃棄するんではなくて、
 ゴミ袋いっぱいに積め込んでください!」

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菊地さんは、ゴミ片付けの当番ではありませんが、
毎日一番早く会社にきて、せっせせっせとゴミ袋の整理をしています。

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みんなが手をつけたがらないこと、
ついつい億劫なこと・・・・
面倒くさいこと・・・・・・
いやがられる役回り、

でも会社全体ではやらなくてはならないので、仕方なく当番を決める
ことになりますが、当番をきめなくても進んで、喜んでやれる会社に
なりたいものです。

会社だけではありません。
当番をきめなくても進んで、喜んでやれる
団体、地域、日本になっていけたら、
みんなにとってこれほど住みよいことはありません。

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磯部成文@FOOTMARK
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2006年08月31日(木)更新

わが社のビジネスモデルは「目標実現経営」です

地球上に65億人の人口がいるといわれています。
似た顔の人はいますが、同じ人は存在しません。

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日本全国に200万とも300万ともいわれる会社の数があります。
でも、ひとつとして同じ会社はありません。

大きな会社・・・・、小さな会社・・・・・
製造業・・・・・、サービス業・・・・
資本金1円から・・・・何千億円の会社・・・
みんな特長を持っています。

経営のやり方もひとつとして同じ会社はありません。
「わが社の経営スタイルは○○○○○です」といって、
はっきり宣言している会社は、私の知る限り数少ないです。

わが社のビジネスモデルは、目標マネージメントの
PDCAを日々回していく「目標実現経営」です。

人は目標を持って生きている、と同じように
わが社は≪目標≫を持つことに価値を持って、
この目標をみんなで実現する経営手法を実践しています。

社員みんなが一人ひとり目標を重点化して、
61期重点目標設定書を作成します。

1年間の目標を立てて、目標を実現めざして実践します。

ひとり一人の目標が達成できると、部門の目標が達成する、
部門目標が達成できると全社の目標が達成されて、

月額給料、夏冬の賞与とは別に、
ひとり一人の目標レベルに応じて目標実現賞与が支給されます。

“一人はみんなのために、みんなは一人のために”です。

目標実現の達成度合によって、目標実現賞与の金額が変って
きます。目標が達成できなったら、目標実現賞与はありません。

8月20日までの60期は、目標実現賞与の支給ラインの
すれすれの業績でしたが、みんなが目標実現賞与を
手にすることになりました。

新しい61期は、目標実現賞与の最高額をめざして
頑張ります!

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私の大事な仕事は、フットマークの社風づくりです。
技術や人材はお金を出せば買うことができますが、
社風、すなわち会社の体質はお金で買うことはできません。

お金で買えるものとお金では買えないもの・・・・
目に見えるものと目に見えないモノ・・・・・・

私はお金で買えないもの、目に見えないモノを大切に
して生きてきました。

フットマークは、8月21日から新しい決算期である61期
がスタートしました。

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2006年08月28日(月)更新

≪快互社会≫への智恵(3)1円玉と壱万円札

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毎週月曜日は、社員が全員8時に出社して、それぞれ決められた
場所を掃除します。掃除は毎日やっているのでが日ごろ手が届かない
所を清掃します。

私の受け持ちは、会社のとなりの防災公園です。

防災公園では、毎朝社員全員がラジオ体操をするのに使わせて
いただいています。

毎週の月曜日は履き掃除を私がしますが、「おっ!」と、
「一円玉が落ちてる!」とう場面によく出会います。

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一円玉は拾って、募金用の箱に入れます。

一円玉といえども粗末にしてはいけません。


買い物をして、一円足りない・・・っていうことを何度も経験
しています。

たかが一円くらい・・・・・経理部で計算が一円合わずに
何度も時間をかけて検算した経験があります。

古くは、「一円を粗末にする人はお金に困る人になる」という
ことを両親に教えられました。

お金もモノも大切にして生活したいものです。


お土産でいただいた壱万円札の中にはゴーフルが入っていました。
これが壱万円の味か、と思わず豊かになりました。

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表には壱万円の里、本家福沢本舗と印刷されていました。

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裏には母校慶應義塾大学の象徴ともいえべき図書館の写真と
福沢論吉旧居の写真がのっていました。

一円玉を拾った気分と壱万円の味は同じでした。

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2006年08月24日(木)更新

≪快互社会≫への智恵(2)

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なんとケチなことをやっているのでしょうか。

毎日使っている液状の糊ですが、使っていると
次第にキャップのメッシュの目が固まって出が悪くなってきます。

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私はキャップが目詰まりすると、台所に行ってキャップをコップに
いれます。

コップには何個もキャップが泳いでいるのですが、
入っている濡れたキャップを取り出して再利用します。

水道で手を洗った時にコップの水を入れ替えます。

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会社には2箇所の傘立てがあります。

経理部の堀口さんが、折に触れて
「みなさん、傘は持ちかえってください」と叫んでいるのですが、
一向に傘立ての傘は動きません。

私の持っている傘は、多分10年くらい使い続けていますが、
大事にしているのでなくなりません。

雨が止んだら家に持って帰って、日陰で干してから傘置き場にいれます。

透明のビニール傘は、使い捨てだと聞いたことがありますが、
買ったこともありません。

夕立の時に一時的に借りたことはありますが、
ビニール傘は差し心地があまりよくありませんでした。

愛着も沸きませんでした。


生まれたときから、何もない環境で育ったことが幸いして、
モノに困ったことはありません。

また、人に喜んでいただける商品をつくっているので、
身の回りのモノはとても大切にします。

中学時代から使っている国語辞典とプラスチックの定規、
半張りの修理を何度もお願いして10年以上履いている革靴、
20年も使っている同じメガネ、

38年は乗り続けているマイベンツ的自転車!

身の回りを見渡せば、あれもこれも長く使い続けているモノが
いかに多いか・・・・

モノを作っている人、モノを創っている会社が、
モノを大切にしなかったら、おしまいです。

作ってくれた人のことを考えてしますと余計に
モノを大切にします。

モノを作っている人間として、作る相手が見えてきます。

私も長く使っていただける、喜んで使っていただける本物の
商品を創り続けます。

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