大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2009年11月13日(金)更新

広辞苑にも載ってなかった『介護』のなぞ-その3

テレビ局さんが介護の取材でこられヘルスケア部の
部屋はこんな風景に変わりました。

小番さんの演技力が発揮された場面です。



ショールームではほんとに古い資料と昔の商品が
次々にカメラに納まっていきました。

広報室吉河さんが手際よく説明しています。




:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
フットマーク ロゴ

2009年11月12日(木)更新

広辞苑にも載ってなかった『介護』のなぞ-その2

今日は「介護」についてテレビ局から取材があり、
広報室の吉河さんと対応しました。

昨日の「介護の日」にちなんだ話を続けます。

住友生命保険相互会社 営業企画部 
シニア企画室長安部 博様が
(現在は「さわやか福祉財団」にご勤務)
平成13年1月10日の「シニアの眼」Vol.20
に続くかのように3月13日にVol.33で
~シニア(介護)を切り口とした販売手法・販売話法のヒント~

「介護」のルーツと商いの原点、と題して書かれているので
安部 博様のご了解をいただいて掲載させていただきます。



シニアの眼「広辞苑にも載ってなかった「介護」のなぞ」を読んだ職員から
「介護」という言葉は20年ほど前にある人物によって創られた、
との情報が寄せられた。

2000年3月号の「Foresight」誌「「介護」という言葉を創った男」
に掲載されたその人物は、
東京・両国にある水泳帽や学童用水着で5割のシェアを持つ
水泳関連用品メーカー「フットマーク株式会社」の磯部成文社長である。

「介護」という言葉が誕生するまでの経緯は割愛するが、
ここでは磯部社長の素顔をご紹介したい。

フットマーク株式会社は1946年に父親である先代が創業した
磯部商店が前身で、赤ちゃん用おむつカバーを作る会社だった。

大学卒業後、氏は自ら大阪の繊維問屋の北原商店に飛び込み、
昔でいう「でっち奉公」を頼んだ。

氏の申し出を受けた北原商店の社長の好意で3年間の問屋修行を積んだ。
この経験がその後の顧客重視の経営の礎になっているという。

当社の「らぶシリーズ」が中高齢の女性に特に支持されていることをお話すると、
フットマーク株式会社でもまさに同様の現象が起きているのだという。

3年前に50~70歳の女性をターゲットに、
極力肌の露出をおさえた水着を発売したところ、予想をはるかに上回る
大ヒット商品となったそうだ。

加齢とともに体型が変わり、人前で水着姿になることに抵抗を感じている
女性を中心としたシニア層は少なくない。

それでも医者からは、健康には水泳が一番いいとすすめられるので
水泳をやってみたい。

こんなお客さまのニーズに適確に応えたことが大ヒットにつながったのだろう。

「医者は健康のために水泳が良いことまでは教えてくれるが、
水泳の仕方までは教えてくれない。
いかに高齢者を水際まで近づきやすくしてあげられるかが役目です。」
と磯部氏は語る。

唯一の誤算は、「水着のデザイン」だそうだ。

当初は「高齢者だから」という理由で地味なデザインを想定していたが、
実際には華やかな柄を注文するお客さまが圧倒的に多かったという。

お客さまの声を反映させるために何か工夫されている点はあるか、
との問いに「社長の役目はお詫び係です。」
と磯部氏は語る。

クレームがると、社長自ら真っ先に顧客のもとへ飛んでいくのだそうだ。

「お客さまのところにお詫びにいく時に、真実の貴重な情報が得られる」
のだという。

「中小企業の社長だから小回りが利くのです」と磯部社長は謙遜するが、
こうしたお客さま志向へのこだわりは誰もが真似できるものではない。

磯部氏は80年に衣料品や医療用機器、運道具、家具、装身具などの分野に
「介護」の商標登録を出願、84年に公告された。

今も厳密にはこの分野では「介護」はフットマーク株式会社の
製品にしか使えないものとなっている。

「(介護という言葉は)いろいろ使われていますが、
商標登録違反だと訴えるつもりなど毛頭ありません。
介護の二文字に託した思いを世の中の人に知ってもらえるならば
それだけで十分ですよ」。

こう語る磯部氏の言葉の節々に「介護」への想いと徹底した
顧客志向の考え方が現れているように思えた。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
フットマーク ロゴ

2009年11月11日(水)更新

広辞苑にも載ってなかった『介護』のなぞ-その1

今日は「介護の日」です。

住友生命保険相互会社 営業企画部 
シニア企画室長安部 博様が
(現在は「さわやか福祉財団」にご勤務)
平成13年1月10日、
「シニアの眼」Vol.20
~90秒で分かる販売手法・販売話法のヒント~

のページで書かれている
<広辞苑にも載ってなかった『介護』のなぞ>を
安部 博様のご了解をいただいて掲載させていただきます。


______________________

昨年末のクイズ番組で20世紀最大のベストセラーは何か、
という出題があった。

正解は「広辞苑」とのこと。
これまでに1100万冊が売れているというから日本人
10人に1人は持っていることになる。

国民的辞書といってもいだろう。

小職はその広辞苑で『介護』をひいて少なからず焦った経験がる。

『介護』という単語が載っていなかったからである。

小職を戸惑わせた我が家の「広辞苑」は1979年の
第2版補訂版であった。

調べた結果『介護』は「広辞苑」では第3版(83年12月発売)
から登場していることがわかった。

この事実に意外の感を抱かれる方もいるのではなかろうか。

今や人口に膾炙した感の強い『介護』が、
日本語として定着した歴史は予想以上に浅いということだ。

では『介護』という言葉はどのような過程
で市民権を得たのであろうか?

松の内に免じて本稿では以下の推理を許していただきたい。

1.『介護』は国会図書館のデータ検索では74年、
 東京都老人総合研究所の公開講座に始めて登場するも、
 学術的造語の域を出ず認知は得られなかった。

2.81~82年にかけて呆け問題の著作が数冊発刊され
 その中に登場、痴呆の権威として著名な長谷川和夫氏
 の著書が83年に発売されるにいたり、
 ようやく『介護』が定着したのではないか。

3.『介護』は介抱の「介」と看護の「護」を合成した行政用語と思われる
 厚生省はそれを「介護保険」の呼称に用い固有名詞とした。

 それがいつのまにか民間で普通名詞として用い
 られるようになったのではないか。

4.『介護』が広辞苑に登場した83年、わが国の老人医療費は
 史上初めて3兆円を突破し、
 その対国民医療費比も22%と2割の大台を超えた。

 また83年はわが国が老人保険法改正により老人医療費の無料化と
 訣別した年でもある。
 これは単なる偶然の一致であろうか。

5.その後行政も民間も『介護』を概念整理しないまま、
 昨年「介護保険」のスタートを迎えるも定義が不明確なまま
 混乱・混同が続いている・・・

ちなみに広辞苑第4版では、「介護」病人などを介抱し看護すること
    最新の第5版では、「介護」高齢者や病人を介抱し日常生活を助けること

第6版では果たして、どんな表現になるのだろうか。
私たちが「介護」への共通イメージを確立するまでに、
もう少し時間がかかりそうだ。

お客さまと『介護』を語るとき、お客さまが語る『介護』の意味を
確認しておくべきかもしれない。

なぜなら、お客さまの「介護」とあなたの「介護」が
同じ定義とは限らないからである。

さて、あなたにとっての「介護」とはいったいどんなものですか。

(・・・・・続く)

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
フットマーク ロゴ

2009年11月09日(月)更新

「大変です!大変です!経済産業大臣賞をいただくことになりました」

品質・安全室の叶内さんが私の部屋に飛び込んできました。

製品安全対策優良企業表彰の受賞企業の発表が先ほどあり、
なんとフットマーク株式会社が経済産業大臣賞をいただくことになりました。

「えっ!!!」

http://www.meti.go.jp/press/index.html



このビックニュースを聞いて私は考えました。

経済産業大臣賞をいただくということは
どこまでいってもお客様のためにであって、
これから<もっともっと>お客様に安全な
製品をお届けできる努力を重ねていななくてはならない。

いわば社会的責任がさらに大きくなることを意味しています。

わが社がめざしている
「企画」→「製造」→「販売」→「物流」→「売場」→「声聴」
の一貫性のある仕事をしていくには、製品安全対策をそれぞれの
過程で今まで以上の創造・改善をしていかなくてはなりません。

製品安全対策優良企業表彰の受賞企業以上のものづくりを
していかなくいてはなりません。

私の口癖
“まだまだ”<もっともっと>に立ち向かっていきたいです。



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
フットマーク ロゴ

2009年10月23日(金)更新

緊張の連続・・経済産業省の「製品安全対策優良企業表彰」プレゼンテーション

待合室での20分、

「次の企業さん、どうぞ」と言われて大きな会議室に入っての
15分のプレゼンテーション

そして審査委員からの質問にお答えする15分、

近年にない緊張の50分でした。

この日までに品質・安全室の考え方を中心に
4回の打ち合わせ、前日には入念なリハーサル、
リハーサルの段階で緊張感を覚えていました。

いざ本日指定された経済産業省の建物に。



待合室で入念に原稿に目をやる
叶内さん吉河さん、木村さん、田中さん、私の5人。

そこに・・・

待合室で原稿を見ているテーブルに乗せられたのが
ストレッチネームがつけられたスクール水着



「5年1組」 

「鈴木」

最初はまったく気がつきませんでした。

「そうか!!!!」イチロー選手!!!

田中さんのアイデアです。

緊張感がほぐれて、さてプレゼンテーションの会議室へ

経済産業を出てから思わず、緊張をほぐしたくなり
向かった先がコーヒーショップ

そこで注文したのは、コーヒーではなく、おいしくて、
冷たくて、甘いもの・・・



木村さんの笑顔がこれまでのことを表しています。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

人を想い、笑顔を創る。
 すべては「健康快互」から。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
フットマーク ロゴ
«前へ 次へ»