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フットマークは「健康は水の中にある」をテーマに、快適な水泳・水中運動・リハビリ・介護のための用品・用具を開発します
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忘れていました!レインコート、レインコート
雨をしっかり弾くのがレインコート、当たり前の話です。
このレインコートも3丁目の夕日の時代は、「ゴム引き」のレインコートだったんです。
当時の防水技術といえば、油紙か生ゴムです。
表生地が綿、裏生地が生ゴム、今でこそ雨の日も快適にきられるレインコート
ですが、3丁目の夕日の時代のレインコートといったら、身体にずしりと重く、
ゴムの臭いが漂っていました。
さらにゴムの欠点は、年数が経過するとゴム同士がくっついてしまったり、
老化して、防水性が失われてきます。
でもこの時代は、ゴムの裏地のレインコートは必需品だったんです。
台風のときなんか、このレインコートを着て
父が町内を必死になって警戒に回っていました。
フットマークの創業の頃のおむつカバーの素材は、実はレインコートの生地を
使っていました。
おむつカバーの裏地が生ゴム、これを「ゴム引き」「ゴム引き」って、
父も業界の人たちもみんなそう呼んでいました。
創業の頃の名刺を見ると
「ゴム布製品製造卸」磯部商店と書いてあります。
私が中学受験の面接で
お父さんの職業は?と聞かれたて
「ゴム布製品製造卸です!」って答えたのですが、
試験官は、
「ゴムフウセンですか」(ゴム風船)といって納得した顔をされていました。
レインコート、おむつカバー、お食事エプロン、介護シーツ・・・・・
そして「濡れない水着」・・・・
撥水加工、通気性、防水性の機能、
いずれの商品も生活に役立つ「水にまつわるものづくり」ということになるのでしょうか。
フットマークは、「本当の水商売」なんていっていた頃を思い出します。
続く・・・
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
「濡れない水着」にたどり着くまでに、もうひとつありました。
お食事エプロンです。
介護施設では生活する人にとって朝昼晩の3食のお食事は楽しみでもありますが、
お世話する施設のスタッフの負担が大きいのも確かです。
食べこぼして周りを汚さないためには、お食事エプロンは欠かすことが
できません。汚れたエプロンのお洗濯も結構大変です。
そこで施設で使っていただいているお食事エプロンは、
ポリエステルの素材に撥水加工を施してあります。
撥水加工によって、少しでも汚れを防ぐことはできるのですが、
シャカシャカというこすれる微妙な音が気になる方もおられます。
介護するスタッフにとっては、汚れを防止する目的でつくりますから
エプロンの形もやや大きめになります。
介護を受ける人にとっては、こんなに大きなエプロンは「不細工!」と
叫びたいところだと推察いたします。
「介護する人」と「介護される人」の矛盾ともいうべき課題は、
「蒸れるおむつカバーカバー」と「通気性のおむつカバー」に共通した
課題です。
矛盾や課題、介護する側とされる側、こうしたことは商品を開発していると
いつもぶち当たります。
これらを解決して、お客様に喜んでいただくのがフットマークに使命です。
お食事をより楽しく!このコンセプトで在宅介護を受けている人のために
開発したのが「うきうきエプロン」のお洒落感です。
「不細工!」と「お洒落」
「うきうきエプロン」ブラウスタイプ
これは私がお気に入りの「うきうきエプロン」デニムタイプです。
私はこのデニムの素材とデザインがお気に入りで仕事着に使っています。
食べこぼしをキャッチしてくれるポケットには、シャープペンシルと消しゴムが
いつも入っています。
そそっかしい私にとってスパゲティやラーメンを食べる時に強い味方になってくれるのが
この「うきうきエプロン」デニムタイプです。
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
大人のおしっこを通気性でカバーすることはできません。
なんたって、赤ちゃんと成人のおしっこの量が違います。
介護おむつカバーに通気性を取り入れることはとてもとても無理で
大人用のおむつカバーに通気性を持たせてた商品化は
当時はとてもとてもできませんでした。
でも、商品化は諦めたわけはありません。
技術が進歩して、
「蒸れる介護おむつカバー」から「通気性の快互おむつカバー」の
開発ができる日がくると思います。
介護おむつカバーでは通気性は実現できませんでしたが、
ベットに敷くシーツとして、撥水加工を活かしました。
寝たきりになったお年寄りが少しでも、
少しでも清潔に、そして介護をする方にとっても少しでも負担が少ない
商品をつくることがフットマークの使命です。
「撥水おむつカバー」から「介護おむつカバー」「介護シーツ」へ、
そして「濡れない水着」にたどり着くまでには約40年くらい前まで遡ることになります。
つづく・・・・・
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
通気性おむつカバー「ハッスイ」(商標登録)
「濡れない水着」にたどり着くまでには約40年くらい前まで遡ることになります。
1960年代の赤ちゃんのおむつカバーは裏地に塩化ビニールを使用して
防水性を保っていました。塩化ビニールといえばビニールの風呂敷と同じです。
おむつカバーの表地は季節に合わせて、ネル地、タオル地、ナイロンタフタ地、
パイル地などを使っていました。
ミシンの送りが進みにくい塩化ビニールの裏地と
ツルツルよくすべるナイロンタフタの表地を二枚合わせていっぺんに
縫製することって、縫う人にとっては大変なことでした。
フットマークにはこの縫製技術があったので、おむつカバーがつくれました。
塩化ビニールの裏地はおしっこは完全にシャットアウトしてくれます。
しかし、しかし蒸れて、蒸れてたまりません。
この時代には防水性を重視していましたので、
赤ちゃんの不快感は相当なものだったと想像します。
私が仕事を始めて最初に考えたのが、通気性のおむつカバーです。
赤ちゃんが夏場になると蒸れて蒸れて、とても気の毒でした。
「この蒸れは何とかならないものか???」
「防水性」と「通気性」、この矛盾した機能を一遍に解決するのが
「撥水加工」でした。
ものづくりの難しさはまだまだ続きます。
次なる挑戦は大人のおむつカバー「介護おむつカバー」です。
つづく・・・・・
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
2007年12月25日(火)更新
お食事エプロンで日本一になりたい!ヘルスケア部の商品開発
老人医療介護施設で使っていただくお食事エプロン
在宅でお年寄りが使っていただくお食事エプロン
いずれも、エプロンの素材が重要な要素ですが、
毎年検討する時に悩むのが
「はたして、どの柄が好まれるのか?」です。
「この柄だったら、フットマークだ」
「フットマークだからこの柄だ」
不滅のエプロン柄を作りたいです。
老舗の和菓子屋さんの包装紙みたいなものです。
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
在宅でお年寄りが使っていただくお食事エプロン
いずれも、エプロンの素材が重要な要素ですが、
毎年検討する時に悩むのが
「はたして、どの柄が好まれるのか?」です。
「この柄だったら、フットマークだ」
「フットマークだからこの柄だ」
不滅のエプロン柄を作りたいです。
老舗の和菓子屋さんの包装紙みたいなものです。
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
2007年12月13日(木)更新
「濡れない水着」???なんだこれは「なぞの物体」(14)
忘れていました!レインコート、レインコート
雨をしっかり弾くのがレインコート、当たり前の話です。
このレインコートも3丁目の夕日の時代は、「ゴム引き」のレインコートだったんです。
当時の防水技術といえば、油紙か生ゴムです。
表生地が綿、裏生地が生ゴム、今でこそ雨の日も快適にきられるレインコート
ですが、3丁目の夕日の時代のレインコートといったら、身体にずしりと重く、
ゴムの臭いが漂っていました。
さらにゴムの欠点は、年数が経過するとゴム同士がくっついてしまったり、
老化して、防水性が失われてきます。
でもこの時代は、ゴムの裏地のレインコートは必需品だったんです。
台風のときなんか、このレインコートを着て
父が町内を必死になって警戒に回っていました。
フットマークの創業の頃のおむつカバーの素材は、実はレインコートの生地を
使っていました。
おむつカバーの裏地が生ゴム、これを「ゴム引き」「ゴム引き」って、
父も業界の人たちもみんなそう呼んでいました。
創業の頃の名刺を見ると
「ゴム布製品製造卸」磯部商店と書いてあります。
私が中学受験の面接で
お父さんの職業は?と聞かれたて
「ゴム布製品製造卸です!」って答えたのですが、
試験官は、
「ゴムフウセンですか」(ゴム風船)といって納得した顔をされていました。
レインコート、おむつカバー、お食事エプロン、介護シーツ・・・・・
そして「濡れない水着」・・・・
撥水加工、通気性、防水性の機能、
いずれの商品も生活に役立つ「水にまつわるものづくり」ということになるのでしょうか。
フットマークは、「本当の水商売」なんていっていた頃を思い出します。
続く・・・
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
2007年12月10日(月)更新
「濡れない水着」???なんだこれは「なぞの物体」(13)
「濡れない水着」にたどり着くまでに、もうひとつありました。
お食事エプロンです。
介護施設では生活する人にとって朝昼晩の3食のお食事は楽しみでもありますが、
お世話する施設のスタッフの負担が大きいのも確かです。
食べこぼして周りを汚さないためには、お食事エプロンは欠かすことが
できません。汚れたエプロンのお洗濯も結構大変です。
そこで施設で使っていただいているお食事エプロンは、
ポリエステルの素材に撥水加工を施してあります。
撥水加工によって、少しでも汚れを防ぐことはできるのですが、
シャカシャカというこすれる微妙な音が気になる方もおられます。
介護するスタッフにとっては、汚れを防止する目的でつくりますから
エプロンの形もやや大きめになります。
介護を受ける人にとっては、こんなに大きなエプロンは「不細工!」と
叫びたいところだと推察いたします。
「介護する人」と「介護される人」の矛盾ともいうべき課題は、
「蒸れるおむつカバーカバー」と「通気性のおむつカバー」に共通した
課題です。
矛盾や課題、介護する側とされる側、こうしたことは商品を開発していると
いつもぶち当たります。
これらを解決して、お客様に喜んでいただくのがフットマークに使命です。
お食事をより楽しく!このコンセプトで在宅介護を受けている人のために
開発したのが「うきうきエプロン」のお洒落感です。
「不細工!」と「お洒落」
「うきうきエプロン」ブラウスタイプ
これは私がお気に入りの「うきうきエプロン」デニムタイプです。
私はこのデニムの素材とデザインがお気に入りで仕事着に使っています。
食べこぼしをキャッチしてくれるポケットには、シャープペンシルと消しゴムが
いつも入っています。
そそっかしい私にとってスパゲティやラーメンを食べる時に強い味方になってくれるのが
この「うきうきエプロン」デニムタイプです。
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
2007年12月09日(日)更新
「濡れない水着」???なんだこれは「なぞの物体」(12)
大人のおしっこを通気性でカバーすることはできません。
なんたって、赤ちゃんと成人のおしっこの量が違います。
介護おむつカバーに通気性を取り入れることはとてもとても無理で
大人用のおむつカバーに通気性を持たせてた商品化は
当時はとてもとてもできませんでした。
でも、商品化は諦めたわけはありません。
技術が進歩して、
「蒸れる介護おむつカバー」から「通気性の快互おむつカバー」の
開発ができる日がくると思います。
介護おむつカバーでは通気性は実現できませんでしたが、
ベットに敷くシーツとして、撥水加工を活かしました。
寝たきりになったお年寄りが少しでも、
少しでも清潔に、そして介護をする方にとっても少しでも負担が少ない
商品をつくることがフットマークの使命です。
「撥水おむつカバー」から「介護おむつカバー」「介護シーツ」へ、
そして「濡れない水着」にたどり着くまでには約40年くらい前まで遡ることになります。
つづく・・・・・
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人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
2007年12月07日(金)更新
「濡れない水着」???なんだこれは「なぞの物体」(11)
通気性おむつカバー「ハッスイ」(商標登録)
「濡れない水着」にたどり着くまでには約40年くらい前まで遡ることになります。
1960年代の赤ちゃんのおむつカバーは裏地に塩化ビニールを使用して
防水性を保っていました。塩化ビニールといえばビニールの風呂敷と同じです。
おむつカバーの表地は季節に合わせて、ネル地、タオル地、ナイロンタフタ地、
パイル地などを使っていました。
ミシンの送りが進みにくい塩化ビニールの裏地と
ツルツルよくすべるナイロンタフタの表地を二枚合わせていっぺんに
縫製することって、縫う人にとっては大変なことでした。
フットマークにはこの縫製技術があったので、おむつカバーがつくれました。
塩化ビニールの裏地はおしっこは完全にシャットアウトしてくれます。
しかし、しかし蒸れて、蒸れてたまりません。
この時代には防水性を重視していましたので、
赤ちゃんの不快感は相当なものだったと想像します。
私が仕事を始めて最初に考えたのが、通気性のおむつカバーです。
赤ちゃんが夏場になると蒸れて蒸れて、とても気の毒でした。
「この蒸れは何とかならないものか???」
「防水性」と「通気性」、この矛盾した機能を一遍に解決するのが
「撥水加工」でした。
ものづくりの難しさはまだまだ続きます。
次なる挑戦は大人のおむつカバー「介護おむつカバー」です。
つづく・・・・・
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
人を想い、笑顔を創る。
すべては「健康快互」から。
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磯部成文@FOOTMARK
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