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フットマークは「健康は水の中にある」をテーマに、快適な水泳・水中運動・リハビリ・介護のための用品・用具を開発します
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2006年05月23日(火)更新
なぞの物体 その14「シリコン・キャップ」

2人は何を悩んでいるのでしょうか?
7月12日、13日の両日、錦糸町のすみだ産業会館で行なう
展示会に出品する40年前からの歴代水泳帽子コーナー
(初めてつくった水泳帽子からの今日までの水泳帽子)の
準備をするために、倉庫を探していたら、大きな巻紙が
出てきました。


このポスターは音響のビクターさんが、
宣伝用の大型ポスターをつくる際に当社のシリコンキャップを
モデルさんに採用してくださいました。

シリコンがキャップになったその訳は、語れば長い話に
なってしまいます。

1979年、東レ株式会社さんが来社して、
「いそべさん、シリコンは今まで工業用の材料として使われて
きましたが、このシリコンを初めて生活の日常品に商品化
したいのですが・・・・・・・消費者に近いところで、
東レ株式会社をイメージしてもらいたいんです」
http://www.toray.co.jp/mizugi/index.html
当時のフットマークは、水泳帽子が専門でしたので、
私には水泳帽子しか頭にありませんでした。
ゴムの水泳帽子が主力の時代でしたが、価格は350円。
ラテックスキャップは、300円でした。
シリコンを水泳帽子にすると1100円になってしまいます。
当時1100円もする水泳帽子は、とても考えられない、
非常識な価格でした。
(さあ、どうしよう????)が数日続きました。
新しい素材であること。
シリコンの光沢とやわらかな伸縮性を訴えて、シリコンキャップを
日本で初めてつくって販売することにしました。
パッケージもそれはそれは、斬新な紙のパッケージを作りました。

http://www.toray.co.jp/mizugi/index.html
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磯部成文@FOOTMARK
http://www.footmark.co.jp/
http://www.ukiuki.jp/
